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作業着・ユニフォームに頻繁に採用されるコーマ綿(綿繊維)のメリット / デメリット
コーマ糸を使用し作られるコーマ綿について
コーマ綿とは、綿花を紡ぐ最終工程でコーミング(撚り合わせ)を行い、短い未熟部分を取り除いた綿糸です。
コーミングを行うことで長繊維だけが平行に揃えられた糸は、強さを増し、毛羽立ちも少なく艶の良いものになります。
細番手の高級糸であるコーマ糸をつかうことによってできた綿素材です。
メリットとしては、自然な光沢があり、着込むうち、洗いこむうちに出て来る暖かな風合いがある。
デメリットとしては、コーマ綿は,原料費、加工費がかさむのが弱点です。
光沢の美しいコーマ綿独特の風合いはこうして作られる!
コーマ糸に対してカード糸は綿(コットン)のコーマ工程を通さない糸の事で40番手以上の太さは事実上全てがカード糸となります。
コーマ糸に比べ色艶や、しなやかさが無い反面、シャリ感、涼感のよく出たラフな風合いになります。
コーマ綿は、それらが糸に紡糸される前に、特別に綿繊維を処理することによって作られ、綿の非常に柔らかなバージョンです。
原則として、綿が少し高価な従来の綿よりもコーマ。非常に柔らかく、強い素材は、ベットリネン、肌に着用される衣服を作るために使用されます。
コーマ糸を使ったTシャツは自然なつややかさがあり手羽立ちにくいので洗う程に風合いがよくなります。
又、コーマ綿を使用される衣料や素材としてその強さによって作業服やユニフーム(ポロシャツ・トレーナー等)、肌触りのよさで靴下・肌着や寝具関係(シーツ・枕カバー・ピロケース)、着物や浴衣、タオル地などにも使用されています。
光沢があり艶やかかさで色とりどりの製品が出来ます。